●先行入力の存在について
このゲームをやっていて(特にフィニッシュ後のWAITモード時)、「あれ? 入力していない技が出たぞ?」なんて、疑問に思ったことはないだろうか? そう、このゲームには前作から『バーチャファイター』シリーズのような、先行入力が存在するのである。具体的に言うと、熱血コンボも先行入力の一種だと思って構わない。弱パンチがヒットするよりも前に強パンチボタンを。強パンチがヒットするよりも前に必殺技のコマンド入力をしておき…といった連続技も、広い意味では先行入力なのである。そう、皆さんも既に何気なく実行していた訳だ。では敢えて項目として挙げ、説明する必要はないのでは? そうお考えになる方もいらっしゃるだろう。そう、上記したような理由だけならば、敢えて新規ページを作ってまで説明する必要はない。逆に言えば、説明しなくてはいけないくらい重要な要素だからこそ、こうして説明をしているという訳だ。
前述した通り、先行入力には無意識で行っているものと、そうでないものが存在する。無意識で行っているものは主に熱血コンボやキャンセル技の類である。そう、ここではそれ以外の先行入力について説明したい。そして、それ以外の先行入力が必要になるシチュエーションとは、起き上がり時とガード(または自分が技を出したことによる)硬直からの復帰時のふたつである。このふたつについては特に意識するほどの入力タイミング的な違いは存在しないため、共通の説明として以下の攻略を読んで欲しい。
●先行入力を実戦投入する
さきほど起き上がりとガード/技を出したことによる硬直には差がないとは言ったものの、そこで行うべき行動は決定的に違う。起き上がり時に行うべき行動はジャンプ(含バックジャンプ)と、軸ずらしである。このうちジャンプはレバーを斜め後ろに入れ続けるだけなので先行入力も何もないが、軸ずらしだけはそうはいかない。起き上がり切る寸前にキックボタン同時押しをしておくことで完全リバーサルタイミングで軸ずらしを行うことができるが、この「寸前」というのが曲者である。『ストZERO3』などのリバーサルほどシビアではないが、だからと言ってダウン直後から入力しておいて良いという訳ではない。この辺りは最早感覚的な部分ではあるが、恐らくは約15フレームほどの受付時間があると思われる。そう、起き上がるよりも20フレーム前にキックボタンを同時押ししておけばいい、という訳だ(ボタンは押したまま)。このとき、一応はしゃがみガード方向にレバーを倒しておくことで、入力タイミングが早過ぎたり遅すぎたりした場合にもしゃがみガードに化けてくれる。
次に技をガードしたあとの先行入力だが、これは相手の強足払いなど硬化の長い技をガードしたあと、根性カウンターのエアレシーブ(\+強P)で返そうと思ったが間合いが遠く、届きそうにないような時に使いたいテクニックだ。ガードを確認したらガード硬直がクリアされる約15フレーム前(感覚的には、ガードを確認したらすぐ)にレバーを→、→と入力し、フロントステップを先行入力しておく(レバーはニュートラルに戻しておく)。そしてフロントステップ動作を確認したら弱パンチボタンを押す。これでガード硬直クリア後にリバーサルでフロントステップ〜弱パンチまでを出すことができるため、ここから熱血コンボに繋げていくことができるという訳だ。
この戦法のメリットとしては、エアレシーブを使って根性カウンターシステムを利用する場合にはガードマークの確認どころか感覚的な部分で(ガード確認前に)根性カウンター入力(\+強P)を入力しておかなくてはいけないのに対し、ガード終了まで見守ることができるため、熱血コンボを使用した「どこで攻撃を止めるのか解らない」ような連携に割り込む時に絶大な効果を発揮することになる。もちろん、ディレイ気味に出された熱血コンボに対しては無力化されるが、それくらいは先行入力中に判断して止めるべきだろう。
最後に自分の攻撃を出したことによる硬直後の先行入力についてだが、これもガード硬直からの復帰と同様に、フロントステップからの攻めを用いることになる。ガードシステム解析のページで固めに使える技として立ち弱パンチと弱足払いを挙げたのだが、具体的に言うと立ち弱パンチ(または弱足払い)〜フロントステップ〜立ち弱パンチ(または弱足払い)〜フロントステップ〜…というものを、硬直時間的なロスを0フレームで実行するというものだ。
これにより立ち弱パンチ(または弱足払い)に根性カウンターを掛けられたとしてもフロントステップ入力時に判断できればガードに移行できるうえ(間に合わなかったとしても、次に出す弱パンチや弱足払いが根性カウンターで出した技そのものを潰してくれる。ただし、スーパーアーマー状態になる完全燃焼アタックなどの技に対しては無力だが…)、根性カウンターとして出せる技=ガード硬直が長い技なので、その技に対して根性カウンターでエアレシーブを入れていってもいいだろう。